こまいぬブログ

何者にもなれていない者の戯言

【コロナ】休業手当が会社から出ないと言われた人の為の記事

どうも、こまいぬです。

コロナの影響をモロに受けまくってます。

 

今回は会社から休業手当が出ないと言われた場合についてお話していこうと思います。

説明するのは【新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・ 給付金】という制度。

会社が何らかの理由で雇用調整助成金の申請を怠り(出来ない)休業手当を貰えない人の為の記事になります。

 

まず休業手当というのは会社都合で休業させられたり出勤時間を減らされた場合、平均賃金の6割以上を支払わなければならないというのが労働基準法26条で定められています。

 

これは正規雇用や非正規雇用、つまりパートやアルバイトも例外なく該当無く貰えます。

 

ちなみに雇用調整助成金というのは、不景気時に雇用を守る為に国から事業主へ支給される給付金になります。

『売り上げの不振などで従業員を解雇しない代わりに休業手当分の助成金を出しますよ』って事です。

従業員を解雇すれば企業が縮小して衰退は免れないので、会社と労働者どちらも守る制度という事になりますね。

 

基本的に会社は申請しなくてはならないのですが、この助成金は休業手当を先払いしなければ支給されず、国から振り込まれるのも2、3ヶ月後になってしまう為、ギリギリで運営している会社などは先払い出来ないという場合があります。

なので、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・ 給付金はそういったやむを得ず休業手当が貰えない人が直接国から給付金を貰える制度となっています。

 

ちなみに僕の実体験なんですが

4月、5月、6月は休業手当が出たが、7月は雇用助成金は出ないと言われ、実働時間の給料の支給と言われました。

僕自身コロナ関連のニュースは毎日欠かさずチェックしていたので、雇用調整助成金が9月30日まで拡充になる事も知っていたので、「もし休業手当が出せないなら個人で国に申請するので、申請書を記入するのを協力して欲しい」と会社に直談判したらあっさり覆りましたwww

『休業手当は出る事になったからこの話は無かったことにして欲しい』と言われましたとさw

 

僕の場合はまだ出る事になったから良かったですが

、もし会社から出ない時は国に申請しましょう。

出勤日数は変わらずで時間だけ減った場合も休業手当or給付金は出ます。

 

厚生労働省のホームページに申請書のダウンロードや詳細も書いてありますので是非ご活用下さい。

 

 

今回の事に限らず知らない事で損をしてしまう事は沢山あります。

常に情報収集は怠らずに分からない事があったら然るべく所に問い合わせする行動力が大事です。

セカンドオピニオンは何も医療に限った話ではありません。

迷ったら会社に流されずに当事者ではない専門的知識を持った第3者(労基など)に相談する事が大切です。

自分の身は自分で守りましょう。

 

 

ちなみに今回おすすめしたい本はこちらです

 

 

コロナによって生じてしまった労働問題をQ&A方式でまとめられています。

ニュースを見てても細かい所までは分からなかったりしますからね。

今知りたい情報が分かりやすくまとめられてるのでおすすめです。

 

 

 7/18に発売されるこの本も良さげ。

 

こちらは給付金など、お金に特化した本のようです。

納税猶予や支払猶予など、具体的な申請方法も載っています。

何ページか中身が紹介されているので、気になった方は是非予約してみて下さい。

 

知らなければ損をしてしまうかもしれませんよ…!